格闘技をしている方は、筋トレは確実に行っていると思います。
筋トレというのは、広い意味での言葉ですので、自重トレーニングや補強なども含めての筋トレですので全くやっていない方は居ないでしょう。
かくいう管理人も以前はバリバリに格闘技をやっておりまして、それなりに経験者ではございます。
よく格闘技にはウェイトトレーニングは特に必要ない!などと言われている方がいますが、それは本当なのでしょうか?
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格闘技にはウェイトトレーニングは必要ない?練習だけしていれば強くなる?
多分、格闘技とウェイトトレーニングということで皆さんが知りたいと思っているのは、格闘技で強くなるためにはウェイトトレーニングが必要か?不必要か?という点だと思います。
ウェイトトレーニングが必要だという方は、格闘技にはパワーが必要なのでやるべきだと言いますし、不必要だという方は格闘技の練習だけやっていれば特にウェイトトレーニングは必要ないと言います。
これって、かなり矛盾していると感じますよね?
ここからは管理人の見解や、アメリカの格闘技界などの現状から考察してみます。
格闘技にウェイトトレーニングは必須!パワーがなければ何も出来ない
生まれつき力が強い人っていますよね?何かトレーニングをした訳でもないのに、腕相撲やパンチ力などがずば抜けて強い人、こういう方は大抵格闘技をやっても強いです。それは才能とも言えるものです。
このような方がプロ選手になった場合には、「筋トレやウェイトトレーニングはやりませんでした」などと言ってしまいます。元から力が強いのであまり必要なかったんでしょうねー。
しかし大半の方は、最初から腕力が強いわけではありません。むしろ鍛えている人間からすると、赤子の手を捻るようなもので、これは格闘技の技がどうとかいう以前に腕力の問題です。
腕力の強い人間に勝ちたくて、格闘技を始めたのに腕力の部分でも張り合わないといけないのか?と言われると心苦しいですが、格闘技をしている人間は技を磨くとともに、腕力も磨いているのが普通です。
これは何もやっていない人との比較になりますが、では同じ競技をやっている人同士だとどうでしょうか?
ウェイトトレーニングをやっている人とやっていない人の差は?
とてつもない達人を除いて、通常同じ競技をやっていて同じくらいの年数や試合数などの経験を積んでくると、戦い方や戦略などは似通ってきます。
あと一歩で勝てないとか、そういう部分では気持ちの面も大きいですが、やはり体自体のパワーという部分が随分と左右してきます。
トップで活躍している格闘技選手の体を見れば一目瞭然ですが、ウェイトトレーニングをやり込んでいます。例えば川尻達也選手は凄い体をしていますよね。
これはケトルベルのトレーニングですが、彼はウェイトトレーニングも相当やっています!
ブロック・レスナーなんてマークハントにも勝っていますが、この体でウェイトトレーニングやっていないと思いますでしょうか?
格闘技というのは細かいテクニックも非常に重要ですが、それは競技の中で誰もが追求するぶぶですのでプラスαとしての部分でウェイトトレーニングの必要性は間違いなく有るのです。だってレスナーだって力がなかったらマークハントには勝てません・・・
まとめ
格闘技にウェイトトレーニングが必要ないというのは、ある意味正しいのかもしれませんが、上を目指すならウェイトトレーニングもやりこむべきです。
普通に趣味としてしている分には、筋トレや補強だけをしていれば良いかもしれませんが、本当に強くなりたいのであればウェイトトレーニングは(重量を問わず)必要なのです。