自宅で筋トレがしたい!でも、器具がないから思う存分できない・・・
という方、かなり多いのではないでしょうか?
ある程度ジムに通ったり、自宅で筋トレをしだすと「もっと自宅でハードに追い込みたい」と感じるようになってきます。
ジムでは器具の順番待ちが面倒ですし、自宅でダンベルだけだと筋肉をつけるにはどうも物足りないと感じてきますよね。
そんな方にはパワーラックが超おすすめです!
そこで自宅にパワーラックを導入することを考えるのですが、パワーラックって具体的にどのような器具で、どんな筋トレを行えるのでしょうか?
また価格はどのくらいで、おすすめのパワーラックのメーカーがどこかなども気になります。
そこで今回は自宅での筋トレを極めるために、「パワーラック」の導入を考えている方のために徹底的にパワーラックについて紹介していきます。
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Contents
パワーラックについて
まずはパワーラックについてですが、上の動画のようなものになります。
箱形の鉄骨のような器具で頑丈かつ重量もあり、非常に安定感があります。
すでにパワーラックは見たことあるし、知っているという方も多いでしょう。このページにたどり着いたということは、そもそもパワーラックの事を知っていますもんね。
パワーラックに憧れていて、もう導入したくてたまらない!という方もいるでしょうし、パワーラックって具体的にどう使うの?っていう人もいるはず!
まずは、ここからはパワーラックを使うとどのような筋トレを自宅でできるようになるのかを紹介していきます。
パワーラックでできる筋トレ(ウェイトトレーニング)
パワーラックでできる筋トレにはさまざまな種類があります。
ここでは何種類かのトレーニングを紹介していきます。
ベンチプレス
パワーラックを使わなくとも、ベンチプレスはプレスベンチでおこなうことが可能ですが、安全性を考えるとパワーラックがおすすめです。
上の動画を見ると、パワーラックでのベンチプレスのやり方がわかります。
ブリッジを組んでベンチプレスを行うので、胸につくまでしっかりとバーベルを下すことができますし、絶対にセーフティバーがあるので事故にはなりません。
最もベンチプレスを安全に行う方法だといえるでしょう。
回数をおこなって潰れたり、MAX重量に挑戦するとしても安心にベンチプレスを行えるのでパワーラックでのベンチプレスは非常に快適です。
ディップス
ディップスは上半身を徹底的に鍛えるトレーニングです。
なかなかパワーラックがないと自宅ではできないトレーニングのうちの一つです。
椅子やテーブルを使って自宅で行うこともできなくはないのですが、やはりしっかりと行おうと思うとパワーラックやディップススタンドなどがないと難しいです。
ディップススタンドは比較的安価に販売されているので、ディップスだけをしたい場合にはそれを購入するのも良いでしょう。
腰にディッピングベルトを装着して、加重した状態で行うのであればパワーラックが頑丈で安心です。
基本的にディップス用のディップスバーがついているパワーラックやオプションで付けるようになっています。
チンニング(懸垂)
パワーラックでできる筋トレとして注目なのは、チンニング(懸垂、プルアップ)です。
なかなか自宅でチンニングをする機会はないのですが、パワーラックがあればいつでも好きな時に練習することができます。
ジムなどで、まだ練習中だからなんとなく恥ずかしいという方も自宅ならこっそりとゴリゴリにトレーニングすることができます。
>>ぶら下がり健康器の効果は?懸垂などの筋トレもできておすすめ!
スクワット
なんといってもパワーラックが威力を発揮するのはバーベルスクワットを行う際です。
ウェイトトレーニングの中でも、フリーウェイトを扱う種目でかなりの危険を伴うのがベンチプレスそしてスクワットです。
ベンチプレスではバーベルを落として場合によっては最悪の事態もあり得ますが、スクワットでも潰れてしまうとセーフティがないとかなり危険です。
セーフティがあればその上に上手に落とせば良いので、パワーラックだと安全に行えます。
上の動画では実際に、パワーラックで潰れた際にセーフティに落としています。このようにすれば怪我をすることなくスクワットで追い込めますね。
誰に気を使うこともなく高重量、高強度のスクワットが可能になります!
デッドリフト
パワーラックのセーフティバーを利用してのデッドリフトが行えます。
セーフティバーの位置によって、持ち上げる高さも変えることができます。
いわゆる床引きのデッドリフトとはまた違う、ハーフデッドなどが行えるので重量になれるための練習ができます。
デッドリフトは背中、下半身を鍛えるためには必須の筋トレですので自宅でも行いたい種目です。
ベントオーバーロー
上の動画はMr.オリンピアのフィルヒースがベントオーバーローを行っている様子です。腕の近位が半端ないです(笑)
この動画ではパワーラックを利用しているのではないですが、パワーラックがあればベントオーバーローも行うことができます。
専用のラックを使うか、パワーラックがないとベントオーバーローを行うのは大変なので、やはりパワーラックは優秀だといえるでしょう。
これ以外にもパワーラックを使って様々なトレーニングができます、バーベルを使ったアームカールやミリタリープレスなどもできます。
ただしパワーラックには設置するためには、それなりの条件があります。かなり重量のあるものですので、どこにでも設置できるというわけではありません。
ここからはパワーラックを導入する際の注意点などを書いていこうと思います。
パワーラックを設置するための条件や注意点
パワーラックは、かなり大きなうえに重量が約100Kg程度あります。
いうなれば鉄の塊ですので、どこにでも設置できるというわけではありません。ジムで見るとあまり大きく感じませんが、自宅に置くとかなりの存在感を放つことは間違いありません。
そこでパワーラックを置くための条件を紹介してみます!
専用の部屋が必要
まずパワーラックを設置するためには一軒家であっても、マンションであっても専用の部屋が欲しいところです。
理由としては単純に筋トレに集中できますし、家族がいても危険なことにはなりにくいからです。
専用の部屋であれば、6帖程度で十分です。
パワーラック自体が大きいうえに、バーベルをセットするとかなりの幅が必要になります。
プレートの付け替えもスムーズに行うことも考えると、やはり最低でも6帖くらいのスペースは必要です。
どうしても専用の部屋が用意できない場合には、広めの部屋の端のほうでやるしかないですね。
でもバーベルは子供が遊ぶと危ないですので、小さなお子さんがいる場合には個室でなおかつ鍵もかけれると安心ですね。
床の強度がかなり重要
専用の個室と同様に重要なのが、パワーラックを置く場所の床の強度です。
かなり高強度でないと床が抜けてしまう可能性があります。
鉄筋コンクリートや鉄骨の建物であれば安心ですが、木造だと危ないかもしれません。あとはアパートなどに住んでいる方が部屋にパワーラックを置くのは危険かも。
木造の場合は1階ならまだしも、2階などの場合は構造上どうしても床が抜けやすいのでパワーラック+バーベルのプレートなどを考えると安全とは言い難いです。
建築基準法の規定では1㎡で180Kgまでの重量に耐えられるように工事をするように決まっています。が、これは新築時のデータですので古い家であれば劣化でもっと弱くなっている可能性があります。
とはいってもパワーラックはかなり大きいので4㎡ほどは使うでしょうからデータで考えると720Kg程度まで大丈夫だという事になります。あくまでデータ上ですが、そんな重量は扱うことがないのですが、一応念には念をいれえることも必要ですね!
どうしても木造の建物に置きたい場合には
1階に置く
床を補強してもらう
ラバーマットなどで床を保護する
このような工夫は必要になります。
1階に置くというのは言うまでもありませんが、床の補強は業者に聞いてみると良いでしょうし、ラバーマットは販売されているものを購入して下に敷くだけです。
そこまで神経質にならなくとも良いのかもしれませんが、基本的には安全に筋トレを行うために床の状況を考えるのも大事だと思います。
ただ根本的な解決方法としてはコンクリートの地面の上に置くのが良いです。車庫や倉庫でも良いでしょう。一軒家で車庫や倉庫の床がコンクリの場合は、そこにパワーラックをおけば何も問題はありません。
マンションの場合は、あまり重たいものを頻繁に扱うと騒音などの苦情の可能性もありますので、管理組合に相談したり現状を考えて導入することが必要でしょう。
ここまでパワーラックを自宅に設置するための注意点などを紹介してきましたが、ここからは実際にどのようなメーカーの、どのパワーラックを選べば良いのか?という事について書いていきます。
パワーラックのおすすめは?
パワーラックについてはピンキリで、かなり高額なものから家庭用というかそんなに高くないものまでが販売されています。
本気でやるなら、それなりのパワーラックを選ぶのがいいのですが、価格とのバランスも気になりますよね。
ここからは徹底的に様々なメーカーのパワーラックを紹介していきます。
パワーラック選びで重要なのはラック自体の強度ですので、その強度についても触れていきます。
POWERTEC(パワーテック)
パワーテックのパワーラックは非常に品質の良い製品です。
耐荷重454Kgと一般人が扱う重量では決して壊れることのない頑丈さを実現しています!
ディップスバーも付属しており180Kgまで耐えれますので加重してディップスを行う場合にも余裕ですね。
製品重量は97Kgとかなりの重量ですが、スクワット200Kg以上ベンチプレス150Kg以上といったハードな筋トレを方にはぴったりではないでしょうか。
ただし価格が10万円越えと少々お高いので、かなり本格的にトレーニングをやっている方や一生ものだと考えて購入するような方におすすめです。
詳細は以下のリンクもしくは上の画像をクリックして確認してみてください。
>>POWERTEC(パワーテック) パワーラック ブラック
TUFFSTAFF(タフスタッフ)
タフスタッフのパワーラックは様々な施設などでも使用されている高品質な製品です。
極太フレームに溶接で、頑丈さは半端ないです!
ディップス用のバーは別売りでオプションになります。
製品重量は99KGで、耐荷重は不明ですが300Kg台のようです。なぜかパワーテックの方が耐荷重が高いですね。
製品価格はタフスタッフの方が高くなります。
300Kg台のウェイトトレーニングを行う方はほとんどいないはずですので、必要十分といえるでしょう。
>>TUFFSTUFF(タフスタッフ) パワーラック CPR-265
ワイルドフィット(WILDFIT)
ワイルドフィットは日本のフィットネスメーカーです。
様々な筋トレグッズなどを販売されているメーカーです。
もちろんパワーラックも販売しているのですが、初心者の方はこのあたりのパワーラックを導入してみるのも良いでしょう。
本体重量51Kgで、耐荷重は150Kgとディップス80Kg、チンニング120Kgと必要十分なスペックです。
初心者から中級者の方まではワイルドフィットのパワーラックで十分でしょう。150Kgといえばベンチプレスではなかなか扱えませんし、スクワットでもこれ以上扱うなら上級者ですので、ワンランク上の製品を最初から購入するべきかもしれませんね!
アイロテック
アイロテックは筋トレグッズの老舗です。
アイロテックの製品を愛用している方は非常に多いですよね。バーベルのプレートやダンベル、ベンチなどかなり愛用者が多い印象です。
アイロテックがすごいのは、かなり豊富にパワーラックのラインナップを揃えているところです。
こちらの製品はAmazonでの評価もかなり高く、頑丈でぐらつきなどが無いというレビューが多いです。価格もお手ごろなので自宅用のパワーラックとしてはかなりおすすめです。
本体重量90Kgですのでかなり頑丈に作られていますよね!
こちらはさらに高重量対応のパワーラックです。さきほどのラックよりも極太のパイプを利用しており本体重量106Kgと半端じゃない重さです。
はっきりと何Kgまでの耐荷重とは記載されていませんが、普通に200Kg以上くらいは大丈夫そうですね!
自宅での使用目的であればアイロテックのこのパワーラックを導入しておけば事足りるという感じがしますね!
まとめ
このページでは、パワーラックについて徹底的に紹介してみました!
パワーラックの使い方(筋トレ方法)、設置する際の注意点、おすすめのパワーラックまでを詳細に解説しましたが、パワーラックの使い勝手の良さが分かっていただけたかと思います。
最後におすすめのパワーラックを紹介したのですが、パワーラックに重要なことは頑丈さ、つまり安全性です。
現状、自分が扱うウェイトトレーニングの重量と購入予定のパワーラックの性能はある程度合わせておく、もしくは性能の少し良いものを買っておくのをおすすめします。
200Kgを扱っている方が、ワイルドフィットの耐荷重150Kgのを購入しまうと意味がないですし、危険性もあるのでそのような方はもっとスペックの高い製品を購入するべきですね!
また基本的にパワーラックはラックだけの販売になりますので別にベンチやバーベルを購入する必要がありますので、覚えておきたいですね!
パワーラックに使うときはバーの長さを200センチで注文しましょう!
このようなベンチをパワーラックと組みわせるのが良いですね!