ベンチプレス200Kgがどれほど凄い事かというのを、別記事で書いたのですが今回はスクワットについてです。
スクワット、もちろんバーベルスクワットです。そしてフルスクワットでなければなりません。これはパワーリフティングの大会で定められているしっかりと、しゃがみ込むというスクワットです。
ハーフスクワットで、超高重量を扱える方は多くいるかもしれませんが、やはりパワーリフティング的にいうとフルスクワットでなくては意味が無いのです。
そこで今回はスクワットで300Kgを取り扱うという事について書いてみます。
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スクワット300Kgの凄さ!日本人でも目指せるの?
まずはスクワットで約300Kgと言うのがどれほどの凄さかというと、今回もIPFの世界記録で見てみる事にしましょう。
上のYouTube動画は、John Haackというアメリカのパワーリフターです。ノーギアの試合で、スクワットを行っています。階級は83Kg級です。
動画を見ていただけると、298Kgを見事に上げて世界記録を達成しています。
このJohn Haack選手は、私も大好きなBrett Gibbs選手のトータルを超えて世界記録を獲得しています。(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)のトータルは813キロです。
このように83Kg級で世界的な記録ですら300Kg程度ですので、フルスクワットをノーギアで300Kg上げることがどれほど凄いのかという事が分かったと思います。
もちろん、もっと重量級であれば300Kg以上上げる選手は多数います。別の記事で紹介した、レイ・ウィリアムズ選手などがそうです。
レイ・ウィリアムズ選手は、2016年10月16日にスクワットのノーギア世界記録の1005lbs(456Kg)を達成しております。
日本人で300Kgは上げれる?
では次に、日本人に話を移すと300Kgを上げれるような人はいるのでしょうか?
これは練習などで自己申告で上げたという話ではなく、またノーギアでフルスクワットという事に絞って見てみる事にしましょう。
ここでは日本パワーリフティング協会の公式記録を参照にしてみる事にしましょう。スクワットで300Kgを達成しているのは、105Kg級の武田祐介選手の302,5Kgの公式記録が有ります。
それ以下の階級では、公式記録では300Kgは達成されていません。
105Kg級という、かなりゴツい階級のチャンピオンで、302,5Kgですから日本人で300Kgを上げるのがどれほど困難な事なのかがよく分かります。
探してみると、山本選手が93Kg級で実際に300Kgを上げている動画がありました。いやー、本当に凄いです!
日本人にとってのスクワット300Kgは、今後も簡単な数字ではないという事ですし、筋骨隆々の外国人ですらも簡単な数字ではないのです。
しかしスクワットが強いというのは、ベンチプレスが強いというのと同じくらい憧れますね。
スクワットが強くなりたければフルスクワット
別の記事でも書きましたが、とにかく足をバキバキに鍛えたいのであればスクワットが良いでしょう。
個人的な意見では、他の種目との足への効き方が全然違うと思っております。
特にバーベルを担いでの、フルスクワットは効きます。絶対的な重量としてはハーフやトップサイドのスクワットの方が重量は扱えますが、本当の意味でスクワットが強いと言われたければフルスクワットですね。
スクワットを、本気でやるのであればトレーニングベルトは必ず利用しましょう。
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