格闘技で強くなるにはウェイトトレーニングが有効だという記事を書きましたが、格闘技に限らず現代のスポーツではウェイトトレーニングの重要性は散々言われています。
しかし野球などのスポーツにおいては、ウェイトトレーニングの弊害的な事も一部では言われており、実際に競技を行っている方からするとウェイトトレーニングをやれば良いのかやらなくても良いのかが分かりにくくなっています。
しかしプロ野球選手をはじめとした野球の上手い選手は、ほぼ確実にウェイトトレーニングを行っているのが事実です。なぜ野球の上手い選手はウェイトトレーニングを、そんなにやっているのでしょうか?そしてウェイトトレーニングをやることで、どのように野球に関連が有るのでしょうか?
今回は、野球をやっている人が野球を上達させる為にウェイトトレーニングをどのように取り入れるべきなのかを、書いてみますね。
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野球にウェイトトレーニングはどの位重要?どのような効果が有るの?
まず野球では、強靭な足腰が一番大事とも言えます、その為に他のスポーツと比べても走り込みを重視します。本当に野球の練習は辛く、プロ野球選手ですら子供の時の辛い練習は二度と経験したくないと言うほどです。
もちろん走り込みでも足腰は鍛えられますし、表面的な筋肉ではない体幹なども鍛えられるので、これを疎かにする事は絶対にしてはいけないことですが、その上でウェイトトレーニングで足腰を鍛えるというのは必要な事です。
ホームランバッターはスクワットを特に重視している
プロ野球通算でホームランを476本打った金本選手(現阪神監督)も、凄まじい内容のウェイトトレーニングを行っていました。
特にスクワットは、よくテレビなどで見かけましたが、相当の重量でやられていたようでパワーリフターのような強さを持っているなあと感心していました。確か200Kg以上のスクワットを行っていたような気がします。
もちろんベンチプレスやダンベルでのトレーニングも、かなり高強度のトレーニングをしていました。
ウェイトトレーニングを行う事で、下半身のパワーが増大され安定した下半身から繰り出される打撃でホームランを量産したり、鉄人と言われるほどの記録を残しました。
さらに、金本選手を超えるほどの逸材なのがソフトバンクの柳田悠岐選手です。日本で一番飛ばす男として有名ですし、トリプルスリーを達成した選手として今一番プロ野球界で凄い男ですよね。
柳田選手は広島出身ですので、金本選手には憧れていたらしいですす自然な流れで広島市のアスリートというジムに通い、パワーを身につけたことで天性の才能が開花したのかもしれませんね。ちなみに柳田選手も下半身のトレーニングをかなり力を入れて行っているそうですよ。
ダルビッシュ選手もウェイトトレーニングを積極的に取り入れている選手です。つまり、ここまで見ていただいたら気づきましたよね。
ウェイトトレーニングが野球に必要ないなんていうのは古い考え
以前はウェイトトレーニングをやると筋肉が固くなるとか、関節がーとかよく言われていましたが、これだけのトップ選手がなぜウェイトトレーニングにここまで拘るのでしょうか?
やはり野球が上手くて、スイングの練習やピッチングの練習をやり込んだ上で、それでもまだもっと上を目指すからではないでしょうか?
ウェイトトレーニングというのは毎日行うものではありませんので、あくまで野球の練習に加えて週に数回やるだけでも、まだウェイトトレーニングを全くやっていない方は効果を実感できるはずです。
特に、金本選手も重視していたバーベルスクワットは一般的なトレーニー達は嫌がるのですが、野球をやっている方にとっては一番必須の種目でしょうね!頑張りましょう!