マッスルメモリーという言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。
「久々にベンチプレスやったけどマッスルメモリーのおかげで軽い!」
「マッスルメモリーがあるから少しサボっても筋肉落ちないから大丈夫」
みたいな会話をしている方って結構大勢います。
でも、マッスルメモリーと聞いても筋トレ初心者の方には意味が分からないですよね。
筋肉のメモリーとは言葉から分かりますが、それ以上は・・・って感じです。
でもマッスルメモリーを覚えておくことで、長く筋トレを続けていけるきっかけにもなるかもしれません。
このページではマッスルメモリーについて詳しく解説していきます。
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Contents
マッスルメモリーとは?
マッスルメモリーとはその名の通り「筋肉の記憶」です。
筋トレをして鍛えた筋肉が、その扱っていた重量などを覚えているという事ですね。
ではどのような時にマッスルメモリーの存在を感じることができるのでしょうか。
筋トレを休んでいても重量は下がらない?
マッスルメモリーを一番体感することができるのは、筋トレをしばらく休んだときです。
基本的に筋トレは週に何回もするのが普通です。
中にはほぼ毎日のように部位を変えてジムに通っている方や、自重トレを毎日自宅で行っている方もいるでしょう。
少しの期間、筋トレをしないと気になってしまってイライラしたり体つきが気になってきたりするものです・・・
これは管理人もすごく感じることで、飲みが続いたり出張で1週間程度筋トレできないジムに通えないと気になってしまいます。
人によっては数ヶ月~数年の間、筋トレがまったくできないという事になってしまう事もあります。
しかし、意外にも扱える重量はそれほど下がらないのです。
期間が空いてしまってもまた筋トレを再開すると扱える重量が戻ってしまう。この事をマッスルメモリーと呼んでいます。
例えば100Kgでベンチプレスを行っていた人が半年ほど筋トレを全くせずにいたとしても60Kg程度まで落ちてしまうかと思うと実際には、筋トレを再開すると80Kgくらいは上がってしまいます。
一度あげれるようになった重量は筋肉が覚えていてすぐには衰えてしまわない、そして元に戻るのが早いというのがマッスルメモリーという事ですね。
一度ついた筋肉が落ちにくいのもマッスルメモリーなの?
扱うことのできる重量だけではなく一度ついた筋肉が落ちにくくなるのもマッスルメモリーの影響だと言われています。
筋トレを何年も熱心に行っていた人は、通常凄い体をしています。
とはいっても、筋トレをしないと筋肉量は徐々に落ちていくものです。
しかし、意外と筋トレをしていなくとも筋肉は維持できているような気がします。
かなり鍛えていて少しでも筋トレをしないと筋肉量が下がってしまうと不安になっていても意外とそうでもない。
このような現象もマッスルメモリーの影響で身体自体に鍛え込んでいた記憶のようなものが残っているのではないかというふうに考えられています。
マッスルメモリーの仕組みとは
マッスルメモリーはまだ完全に解明されている概念ではありません。
はっきりとした原因が分かっていないとはいえ仮説的な要素はあります。
この説によって筋肉の繊維自体が増えていることにより筋肉の太さや、重量を扱えるだけの筋力がしばらくのあいだ保たれる。
そしてトレーニングを再開すると元に戻るのが早いと言われているのです。
他にもマッスルメモリーについては仮説などもあるのですが、現実的には筋繊維の数が増えているというのは有りそうですよね。
また筋繊維に含まれる核の数が増えるというのも何となくですが予想はできます。
このような要素がマッスルメモリーという概念に繋がっているのではないでしょうか。
筋肉だけではなく神経などの単位でも、マッスルメモリーに関係があるともされています。
これは神経が筋トレをしていたときの強度などをメモリーしているかもしれません。
一度扱ったことのある重量にトレーニングを再開したら早い段階で回復できた!というのは神経のメモリーによるもの大きいのではないでしょうか。
マッスルメモリーは嘘?
ここまでマッスルメモリーについて解説してきましたが、マッスルメモリーには嘘ではないかという説もあります。
マッスルメモリー自体には様々な説があり、かなり長期に渡って持続するという説もあります。
例えば1年程度から最大15年もの期間、マッスルメモリーが持続するという考えですね。半永久的に持続するという考えもあるようです。
しかし、マッスルメモリー自体嘘で、そんなものは無いと言う人も多いです。
これは筋トレをやめるとすぐに筋肉が落ちてしまったり、重量を扱えなくなってしまい筋トレを再開してもなかなか戻らないという方が言っているようです。
確かにマッスルメモリーの感じ方には個人差があり、筋肉が付きやすい人と付きにくい人などがいるのと同様に早く筋肉やパワーが落ちてしまう人がいるのも現実です。
マッスルメモリーはあるが全ての人に同じ感覚があるのではないという事を覚えておきたいですね。
まとめ
マッスルメモリーがあるという事は管理人自信も感じています。
あるていどの期間、筋トレ(ウェイトトレーニング)をしていなかったのに再開したらそれなりに重量は扱えますし体型もそれほど変わらない。
しかし、筋トレを中断してしまうと細かい部分での体型は変わってきます。
精神的にも緩むので、やはり体型は大きくは変わらないけど変わってくる。
筋トレをしている方が一番嫌うのは少しの変化ですよね。少しの変化がすごく大きな変化として感じる。
きっと筋トレを熱心にやっている方なら、体型の変化や扱える重量やパワーの変化には敏感なはず。
確かにマッスルメモリーは有り難いものではありますが、筋トレは継続することに大きな意味がありますよね。
そう考えて、当サイトは筋トレを愛する皆さんにこれからも価値を提供し続けていきます!