世の中には、腰痛で悩んでいる方が沢山います。病院に通ったり、整体や接骨院に通ったりいて何とか腰痛を治そうとしているはずです。
本当に腰痛は辛いものです、仕事でデスクワークなどしていると腰が痛くて仕事に集中出来なかったり、立ち仕事であったとしても腰痛はキツいです。
腰痛対策の為に筋トレやウェイトトレーニングをしている方も多いですし、今後腰痛を治す為にトレーニングを始めようとしている方が知りたいのは、本当にトレーニングをすると腰痛が改善されるのかという事です。
しかし腰痛には、様々な要因も有りまので、今回は詳しく紹介していこうと思います。
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Contents
腰痛は筋トレで治るの?腰痛の原因を知る事が必要
まずはなぜ腰痛が起きるのかを知らないといけません。
腰痛になりやすい人は以下の様な人です。
- 長い時間椅子に座っている事が多い人
- 長い時間運転をするような職業の人(トラック運転手やタクシードライバーの人)
- 立ち仕事でその場からあまり動かない人(ラインなどの製造現場など)
- 椅子に座る時に足を組む癖が有る人
- 太っている人(お腹が出ている人)
- 重い荷物を持つ事が多い人
- スポーツで腰を酷使している人(野球などのスポーツ)
- ストレス
- 冷え性の人(女性に多い)
- 寝相が悪い(布団が柔らかすぎる)
- 身体が歪んでいる(背骨など)
- ぎっくり腰(重たいものを急に持ったりした場合)
このような方が腰痛になりやすいと一般的に言われています。様々な原因が有ります。ぎっくり腰は原因というよりは、いきなりなってしまう事が多いです。
腰痛になりやすい原因を見てみると誰しもが1つか2つは当てはまりますよね?つまり現代人は、ほとんどの方が腰痛を持ってしまう可能性が有ります。
この他にも原因としては、筋力の低下なども挙げられます。若い時には大丈夫だったのに30代になった辺りから急に腰痛がしだしたという方は、筋力低下の可能性も高いでしょう。
では、ここからは実際に腰痛対策にはどのようなものが有るのかを見ていきましょう。
腰痛を改善する方法
腰痛を改善する方法には、実に様々なものが有ります。原因が様々なので、もちろん全ての原因を改善していけば良いのでしょうが、そんな事は出来るはずはありません。しかし少しでも腰痛を改善する為に出来る事を、紹介してみます。
ただし椎間板ヘルニアのように、明らかに通常の腰痛とは違い我慢出来ない様な痛みが有る場合は、すぐに病院に行きましょう。
放置しておくと大変な事になるかもしれないので、病院に迷わず行きましょうね。
では自分で改善出来そうな事をここから紹介していきます。
ストレッチをする
普段からストレッチをしてるという方は少ないのではないでしょうか?
最近ではヨガなどのブームも有り、比較的ストレッチに対するイメージは以前よりは一般的にになっていますので、スポーツをやっているだけがストレッチをするというイメージも無いのではないでしょうか?
ストレッチを行う事で、腰回りの筋肉をほぐしたり背骨を伸ばす事などによって、随分と腰痛が楽になるのを実感出来ます。ストレッチには血流を良くする効果も有りますので、血行が良くなる事も効果を良くしているのでしょうね。
このような腰痛に効くストレッチも有りますので、動画を見て同じ様にやってみるのも良いでしょう。
ストレッチの効果は思っている以上に大きなものです、ストレッチだけで随分と腰痛や肩こりが解消されたという話しも聞きますので、試してみるのも良いでしょうね!
ダイエットをする
腰痛に効き目の有る方法として、体重を落とす(ダイエット)というのが有ります。
筋肉量が変わらない、もしくは減っているのに体重が急激に増加してしまった人は体中に重りを付けているのと同じ様な状況です。
このような状態だと身体が疲れやすくもなりますし、腰痛を引き起こす原因ともなります。
特にお腹の脂肪が多い方は、お腹の重さで背骨などの歪みなどにも繋がってきますので、腰痛の症状が重くなったりもします。
太ると様々な悪い事(腰痛以外にも)が有りますので、現在太っていると自覚している方や、太ってからというもの腰が痛くなったという方は、ダイエットをする事で腰痛が改善する事も有ります。
ウォーキングやジョギング・ランニングをする
ダイエットをするという事と少々内容は被りますが、ウォーキングやランニングは腰痛に効き目が有ります。
全く運動をしていない方は、やはり腹筋や背筋が相当衰えています。ウォーキングやジョギングを継続する事で、腹筋や背筋を鍛えると腰痛予防にもなります。
運動をする事で、血流も良くなるのでコリがほぐれるのも良い効果ですね。
しかし、ウォーキングやランニングで最初から無理をしてしまうと、逆に腰痛を引き起こす結果になってしまう場合も有ります。今まで運動をしていなかった方は無理は禁物ですので、徐々に運動量を増やしていくようにした方が良いでしょう。
ランニングをいきなり行うよりは、ウォーキングから始めて徐々にランニングに移行して行くというのもおすすめです。
フォームが悪かったり、靴がランニング用の物で無いと腰や足を痛める結果になりますので、しっかりとしたフォームとランニングシューズは必ず履いて行う様にしましょう。
入門用の安いランニングシューズで最初は十分です。
ダイエットも兼ねて行う場合はサウナスーツを着用するのも良いでしょう。
筋力トレーニングで体全体の筋肉を付けて腰痛を防ぐ
今回一番のメインはこの筋トレによる腰痛への対策という事です。
ここまで様々な腰痛への対策を紹介しましたが、やはり当サイトでは筋トレをする事で、筋肉を付けて腰痛を治すと言う事について触れていかねばなりません。
腹筋を鍛える事で腰痛を改善する
腹筋を強化すると腰痛に良いと言いますが、逆に腹筋をする事で腰が痛くなってしまう場合も有ります。
ではどのように腹筋を鍛えれば良いのでしょうか?
実は、先に結論を書いてしまうと腹筋を行う事で腰痛が治るというのは最近ではあまり効果がないのでは?という事になってしまっています。
逆に腰を痛めるリスクが高いという事で、最新の研究では腹筋をあまり行わない方が良いのではないか?とまで言われているようです。そうはいっても腹筋はお腹周りの筋肉を鍛えたり脂肪を燃焼させたりする為には、必須の運動だとも考えられます。ではどうすれば?
結局腰痛が最初からある状態では、無理に腹筋を行う必要はないでしょう。腹筋以外の方法で腰痛を改善していきましょう。
スクワットを行う
スクワットは非常に良い種目です、大腿四頭筋や大臀筋を鍛える事の出来る人気の筋力トレーニングです。そして体幹も鍛える事が出来ます。体幹(腹直筋や腹横筋、横隔膜など)というのは、内部に有る筋肉を鍛える事で身体にビシっと芯が通る様な感じを一般的に指します。
まさしく身体の幹という訳です。
この体幹を鍛える意味でも、スクワットは良いですし大腿四頭筋や大臀筋が鍛えられてしっかりと立てる様になると、背筋が伸び姿勢も良くなるので、結果的に腰痛にも効果があります。
それ以外にも足の筋肉を鍛えると、今まで腰に頼って荷物を持ったり、立ちあがったりしていた作業が足の筋肉によって支えられる様になりますので、腰への負担が減るのです。
最初は、1日20回程度から始めてみて、出来る様になれば50回〜100回ほど何も重りを持たずに行うのが良いでしょう。
ジムに通って、ウェイトを担いでスクワットをする場合には、しっかりとフォームを習ってウェイトトレーニング用のトレーニングベルトを装着して腰を保護しながら行います。
筋力トレーニングだけではなく様々な運動で腰痛を予防する
今回は筋力トレーニングで腰痛に効果が有るのかという事について触れて来たのですが、結局は腰痛を治す為には筋力トレーニングだけでは駄目です。
適度な筋トレやウェイトトレーニングは、腰痛に効果が有りますが、やりすぎるとほぼ確実に腰を悪くしてしまいます。
つまりは複合的に、運動をする事や食事制限して体重を減らしたり、運動で体重を減らす事も非常に重要なのです。筋力トレーニングだけでは意味が無いのです。もちろん筋力を付ければ、良くなる事が多いのですが。
それに太ったままだと腰痛はなかなか治りませんし、筋肉量が少なくても治らないでしょう、全く運動をしなくて筋肉が硬い状態でも当然良くないのです。このような事を総合的に考えて、上手に運動をする事で腰痛は良くなってくるのではないでしょうか。
腰痛には様々な原因が有るので、どれをどうすれば良いかというのは医者でも難しいので、なるべく自分自身でも様々な方法を試してみるのが良いでしょう。
骨盤ベルトなども結構効果が有るようですね。