トレーニーにとっての果てしない課題は、どれだけのタンパク質を身体に取り込みつつ、脂質やカロリーを取らない様にするかという事です。
どれだけタンパク質が高くても無駄なカロリー等を取ってしまうと、筋肉は育つが太ってしまうという事になりますので、その分を消費しないといけなくなります。
出来るだけ高タンパク低脂肪の食品を取る事が、ムキムキになる事や、細マッチョへの近道です。
そのような食品の中でも鶏のささみはトレーニー必須の食品です。しかしささみは、若干価格が高いのでできれば胸肉を食べたいと考えている方も居るのではないでしょうか?
今回は、鶏のささみと胸肉を比較して、栄養の成分や価格など検証していきますのでご覧下さい。
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鶏ささみと胸肉はどちらがタンパク質が多い?どちらがトレーニーに良いの?
まずは鶏ささみですが、ささみ100gに対してタンパク質が20g〜25g程度含まれています。カロリーも100gに対して100kcalと非常に低カロリーな食品です。
脂質も1g以下なので、ほとんど無いと言ってもよく、まさに筋肉を増やす為に最強の食品と言えるでしょう。もちろん炭水化物は全く有りません。
ただし、ささみを食べるだけで筋肉が増えるという魔法の食品な訳はなく、あくまで高タンパク低脂肪という事ですので、無駄な脂肪を付けずに筋肉を育てるのに必要なタンパク質を摂取出来ますが、筋トレをしないと全く意味はありません。
筋トレをしないけど、高タンパクな食品を食べていればムキムキになれるかというと、そんなはずはありませんね。
あくまでハードにウェイトトレーニング等のトレーニングを行って、良質なタンパク質を食品やプロテインから取るというのが基本となります。
鶏肉のささみの価格
私が住んでいる県では、ささみの価格は100gで安いときで40円程度から、通常価格で70円〜100円程度です。高いものは、100g150円程度している物も有りますが購入した事は有りません。
平均的には100g80円程度かなあと思っているのですが、1度の食事や1日で500g位は食べますので、1日にささみのみで400円程度かかります。特に高い金額ではありませんが、ささみのみでの金額ですのでトータルで考えると、そう安いとも言えない気がします。
ささみは1本あたり50g弱の塊の肉ですので、1食で2本〜3本程度食べればタンパク質を、30g以上は取れる様になります。
もっとささみが安ければ良いのになあーと思っているトレーニーの方は多いのではないでしょうか?
そこで、より価格の安い胸肉を食べる事を検討してみるのですが、胸肉のタンパク質やカロリーはどうなっているのでしょうか?
鶏の胸肉の栄養成分
鶏の胸肉に含まれるタンパク質は100g当たり約20g程度です。タンパク質の含有量としては、ささみと同程度か若干少ないくらいです。
タンパク質に関しては、非常に優秀な食品であり、トレーニーが食べるのにも適していると感じますね。
では、カロリーについてはどうなのでしょうか?
100g当たり | 鶏の胸肉(皮有り) | 鶏の胸肉(皮無し) |
カロリー | 約190kcal | 約100kcal |
タンパク質 | 約20g | 約20g |
脂質 | 約12g | 約1,5g |
表にしてみました。鶏の胸肉には、基本的に皮が付いていますので、皮有りと皮無しでの比較が出来る様に表を作成しました。
まずはカロリーですが、100g当たりで皮有りが190kcalに対して、皮無しが100Kcalと倍ほども違います。この差は大きいです。300g程度を食べると300kcalと600kcalと凄い差になりますし、1ヶ月単位で考えると凄まじい差になるでしょう。
タンパク質は肉の部分にほとんど含まれているので、皮が有っても無くても大差は有りません。
脂質は皮有りだと、約12gと多いです。脂肪分はダイエットや美しい身体の敵ですので頂けませんね。皮なしであれば約1,5gとささみ(1g以下)よりは少々多いですが、ほぼ同等と言えるでしょう。
つまり鶏の胸肉は、皮さえ取って食べれば、ささみと大差ないほどの高タンパク低脂肪な肉という事になります。茹でてサラダに入れたり、塩こしょうで味付けして食べるのも良いでしょう。
鶏の胸肉の価格
鶏の胸肉は、私の住んでいる地域では安いときでは、100g30円台から50円程度で購入する事が出来ます。
鶏の胸肉の価格は、ささみに比べると更に安いといった印象です。
大量にタンパク質を必要とするトレーニーとしては、ささみの方が多少脂質は少ないですが、タンパク質の量やカロリーなどはほとんど同等ですので、鶏の胸肉は非常に優秀だと言えます。
ささみや胸肉はダイエットにも良い
さらに筋トレをやっている方だけではなく、ダイエットをしている方や減量中のかたにとってはささみや胸肉は最適な食品です。
ささみも良いですが、究極にダイエットに良いのは胸肉です。
特に鳥の胸肉を使って作る鶏ハムは最強のダイエット食だと言えるでしょう。
結論:トレーニーは鶏の胸肉も摂取するべし
お金に糸目を付けなければ、ささみというのは非常に効率よくタンパク質を摂取する事が出来る食品です。
しかし鶏の胸肉も同じ位タンパク質を摂取出来ますし、価格が安いという事が最大の良い点ではないでしょうか。
トレーニーとしては、費用をなるべくかけずにタンパク質を摂取したいと考えていますので、ささみと合わせて鶏の胸肉を摂取するのが良いです。
鶏の胸肉を食べる時には、皮は絶対に捨てて調理するようにしましょう。皮が有ると、カロリーや脂質が多くなってしまうのでダイエット中の方や、ムキムキになりたい方は気をつける様にしましょうね。
今回の結論としては、ささみと並んで鶏の胸肉もトレーニー達には重要な食品だという事です。しっかりウェイトトレーニングを頑張って、しっかりタンパク質を取りましょう!
本格的に筋トレをするのであれば間違いなく、ホエイプロテインやHMBなども摂取するべきです。サプリメントは必ず摂取したほうが良いですね。