道を歩いていると何も無い所でつまずく・・・若い時には無かったのに中年になってくると感じている方も多いのでは無いでしょうか?
若い方から考えると、何も無いところでつまずくなんて可笑しいと思うかもしれませんが、実際にこのような悩みを持っている中高年は結構多いのです。
なぜ障害物などの無い場所で、いきなりつまずいてしまうのか?その原因と対策方法を紹介してみます。
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なぜ何も無い場所でつまずくのか?原因と対処法は?
何も無いところでつまずくのには、理由が複数有ることを考え無いといけません。しかし明確な理由として一番大きいのは、やはり筋肉に関係しています。
足の筋肉の衰えはつまずきの原因
つまずきの原因のそのほとんどが足の筋力低下です。
加齢と共に足の筋力が弱ってくることで、つまずきの原因となっているのです。
30代ごろから年齢が進むごとに全身の筋力は衰え、全く運動していない人だと年に1%ずつ減少していくと言われています。筋肉が減っているのに、太ってしまって体重は重くなっていると、余計につまずきやすくなるのです。
特に足の筋肉は、衰えやすいと言われているので注意が必要です。
つまずくだけなら良いのですが、つまずいて転倒してしまうと骨折や、頭を打ってしまったりと深刻な怪我にもつながりますので、つまずくだけだからと軽く考えるのは間違いです。
足の上げ下げの動作が悪い
筋肉低下とも関係していますが、歩き方自体が悪くなっている場合も有ります。
足を上げ下げする動作が、若い時よりも衰えている場合も、つまずきの原因となります。
歩くときに、後ろ足の蹴り出しを強くして、しっかりと膝を上げるような動作を意識するように歩けばつまずきは随分と減らすことが出来るはずです。
しかし、上げ下げの動作も当然筋力に関係することですので、筋肉の衰えとともに(加齢とともに)歩く動作が悪くなってきます。
脳の病気という可能性も有る
一番恐ろしいのは、よくつまずく場合には筋肉の低下だけではなく、脳の病気が原因の場合もあるという事です。
体を鍛えていて、足の筋力に自信が有るのにしょっちゅうつまずくという方は、脳血管障害を疑った方が良いでしょう。
いわゆる脳梗塞の前兆としても、うまく歩けないという事が有りますが、そこまで行っていなくても脳の病気の可能性も疑った方が良いでしょう。
筋力が低下してつまずくのを予防する方法
つまずく事が危険だという事は分かりましたが具体的に対処する必要が有ります。
特に普段、デスクワークや運動をする事が少なくなった中高年であったり、若くてもほとんど運動をしない方は注意が必要です。
基本的には、運動を行うことで筋力をUPさせていくというのがおすすめですが、やはり一番良いのは筋トレをするという事です。
スクワットで足腰を鍛えてつまずき防止する
当サイトでは、たびたびスクワットやバーベルスクワットの良さを紹介していますが、やはり転倒防止や歩く際のつまずき防止という点でもスクワットは優れています。
スクワットによって、大腿四頭筋、ハムストリングス、大臀筋、ふくらはぎ、そして体幹も鍛える事が出来ますので、足の蹴り出しも強くなり、しっかりと足を上下(膝を上下)させる事が出来るようになります。
年に1%筋肉が衰えると言っても、しっかりとウェイトトレーニングを行い足の筋肉をキープしておけば、普通に何もせずに生活しているのとでは比べものにならないほど、安心して生活することが出来ます。
関連:レッグプレスとスクワットはどちらを行えば良い?どっちが効くの?
ジムに通っている方や、またはこれから通う方は、バーベルスクワットやレッグプレスを軽い重量でも良いので行うことで、つまずきとは無縁の生活になるでしょう。他にも、レッグエクステンションやレッグカールなども合わせて行うと効果的です。
自宅で、ヒンズースクワットだけを行っても効果がありますので、足の筋力低下を感じている方はヒンズースクワットを毎日50回〜100回程度行うのもおすすめです。
基本的なスクワットや足腰を鍛えるトレーニングは、上のような動画を参考にしてみると良いですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。