ベンチプレスはハマると非常に楽しい種目です。
週に何度もベンチプレスをやっている方も多いでしょう。
中には一人で自宅で高重量のベンチプレスを行っている方もいるのではないでしょうか?
もしかすると自宅でのベンチプレスにセーフティを使わずに一人でやっている方もいるかもしれません。
たかが数十Kgだからとタカをくくっていると、とんでもない事になるかもしれませんよ!
このページではベンチプレスの事故を起こす人を防ぐために、ベンチプレスの落下などの事故について書いてみます。
この記事を読めばセーフティラックがどれほど大事かわかると思います。
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ベンチプレスの事故について
ベンチプレスで起こる事故といえば、重量を重くしすぎたり、これ以上挙げれないという限界まで追い込んだ際(潰れる)に起きることが多いです。
例えば家族や友人などと一緒に筋トレをしていれば補助してもらえますし、ジムであればスタッフが助けに来てくれます。
主にベンチプレスの事故というのは一人で筋トレをしている環境の方が起こしやすいのです。
危険な落下事故
ベンチプレスで事故になるパターンは主に2通りあります。
・潰れてしまい胸の上にバーベルを置くパターン
・手からバーベルが滑って首などに落ちる
特に最悪なのが後の方です。首の上にバーベルを落としてしまうと、シャレにならないです。
万が一ということにもなりかねません。
ここでベンチプレスの事故を動画で紹介しておきます。
間一髪という感じですが、結構危ないですよね・・・
しかもこのプレスベンチは有名なERの製品なんですよね。セーフティラックとプレスベンチの間に隙間があったというかバーベルのバーが入り込んでしまっています。
この場合、セーフティが有ってもこのようになってしまっています。
構造上の問題で、セーフティがしっかりとベンチ側に接触していればこのような事にはならなかったです。
現在、一人でベンチプレスを行っている方は、セーフティなしだともっと危ないことになるかもしれないというのを意識しておいた方が良いでしょう。
落下してしまった場合の対処法
落下しないように気をつけるのが一番ですが、そうはいってもどうしようもないときも有ります。
基本的に落下は一人ではどうしようも出来ないと思います。完全に事故なので、それよりは胸の上で潰れた時の対策が大事です。
先程紹介した動画のようにあらかじめプレートが片方ずつ落とせるようにバーベルのカラーを外しておくというのは良い方法です。
最悪潰れても、バーベルを傾ける力が残っていれば勝手にプレートが外れます。
また、カラーがついている場合であれば自力で下半身の方にバーを巻いていきます。
そして最終的には太ももの上までバーを持ってきて地面かプレスベンチに落とす。これでもいけるでしょう。ただしこれは最悪の場合なのであまりやらないようにしたいですね。
別の記事でも落下(潰れた)した場合の対処は書いていますのでご覧ください。
事故を防ぐためには?
根本的にベンチプレスで事故を防ぐ方法はパワーラックやハーフラックを利用するのが良いでしょう。
通常のプレスベンチと違いセーフティが最初からラックに装着されているので、万が一にもバーベルを身体に落としてしまう事はないのです。
上の画像はアイロテックのパワーワックですがセーフティが、隙間なく装着されているので確実に潰れてもバーベルを受け止めてくれます!
ただ、自宅にパワーラックを購入するような方はベンチプレス100Kg以上、スクワット200Kgとかを目指しているような強者でしょう。
もちろん、そうでなくともパワーラックやハーフラックはスペースや予算さえ合えば購入した方が安心安全です!
セーフティラックは絶対に必要!
もしパワーラックは買えないけど自宅でどうしてもベンチプレスをしたいというのであれば、最低限セーフティラックを購入しておきましょう。
それか最初からプレスベンチとセーフティがセットになったものを購入しておくべきです。
先程の動画のように、セーフティの間をすり抜けて首に落ちるのは相当まれな事です。基本的にはセーフティがあれば100%に近いくらい安心です。
こんな感じでセーフティが最初からセットされているものは安心ですね!
自宅用であれば、このようにスクワットもできてセーフティが装備されているタイプもおすすめです。フラットベンチかインクラインベンチを組み合わせればベンチプレスが安全に可能です。
セーフティラックだけを購入する場合はワイドタイプを選んだほうが安全です。
まとめ
このページではベンチプレスの事故について詳しく解説してみました。
ベンチプレスの事故というのは初心者から中級者、上級者でも起こりうることです。
むしろベンチプレスの重量が増えてきて動きになれてきた中級者以上が危ない気もします。
絶対に事故が起こらないように、自分自身でセーフティなりパワーラックで対策をしておきたいですね。
ベンチプレスは筋トレを始めると誰もが行う種目だけに危険なやり方をしている人も、よく見かけます。
安全対策をばっちりして立派な大胸筋を手に入れましょう!