スミスマシンという筋トレ器具があります。
ジムに通っている人なら一度は見たことがある器具ですよね。
スミスマシンはフリーウェイトとは違い安全にトレーニングを行える器具として人気です。
でも、いまいち使い方がわからないという人も多いのではないでしょうか?
そしてスミスマシンを使う上でのメリット、デメリットもあります。
このトレーニングはスミスマシンを使うとやりやすい!とかっていうのも有りますね。
今回はスミスマシンの使い方や効果、そしてメリットやデメリットも含めてスミスマシンについて徹底的に解説していきます!
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Contents
スミスマシンとは
(画像をクリックするとスミスマシンの詳細が見れます。)
スミスマシンは画像のような器具です。トレーニングジムにはほぼ必ず一台は置いてありますよね。
パワーラックのような形で縦にガイドのような棒があり、そこにバーベルのバーが付属しているような形です。
軌道が固定しており、フリーウェイトとは違いバーが前後に傾いたりすることがないのがスミスマシンの特徴です。
スミスマシンとしての機能のものと、上の画像のもののようにハーフラックを兼ね備えているものがあります。後者の方が使い勝手は良いですね。
スミスマシンには垂直に棒が立っているものと、傾斜して斜めに立っているものがあります。
この辺りは特にどちらが良いというわけでもないので、通っているジムに置いてあるものを利用するというイメージで良いでしょう。
スミスマシンのバーの重さは大体7Kg程度~15Kg程度ですが、詳しくはジムのスタッフなどに聞いてみるのがおすすめです。
スミスマシンの使い方
ここではスミスマシンの様々な使い方を紹介していきます。
スミスマシンは実に多くの筋トレ種目を行うことができる万能な器具です。
スミスマシン ベンチプレス
スミスマシンでできる筋トレといえば、最初にあげられるのがベンチプレスです。
スミスマシンではほぼ垂直にバーを上げ下げできるので、可動域が決まっており安全にベンチプレスを行うことができます。
やり方としてはスミスマシンとフラットベンチを組み合わせ、寝転がって通常のベンチプレスと同じようにバーを上げ下げします。
フリーウェイトに比べて安心してベンチプレスが行えるという方も多く、潰れそうな時にもストッパーがあるのとバーベルを手首を内側に返すことで、バーベルをラックに戻すことができます。
精神的にも安心してトレーニングが行なえますよね。
スミスマシン インクラインベンチプレス
スミスマシンではベンチプレスの応用として、大胸筋上部をより集中的に鍛えることのできるインクラインベンチプレスが行えます。
インクラインベンチプレスをフリーウェイトでやろうとするとバランスを取るのが難しかったり、上がらなくなったときに危なかったりしてしまいます。
スミスマシンを使うことで、軌道を変えずに大胸筋上部と三角筋に強烈な刺激を与えることができます。
インクラインベンチプレスは、通常のフラットベンチプレスとセットで行うのがおすすめです。通常鍛えにくい大胸筋上部を徹底的に鍛えることが可能です!
>>インクライン・ベンチプレスやデクライン・ベンチプレスで理想の大胸筋を手に入れよう!
インクラインベンチプレスを行う際には、スミスマシンとインクラインベンチを組み合わせます。
インクラインベンチはパワーラックと組み合わせることもできますし、ダンベルトレーニングを行う際にも非常に使い勝手が良いですね!
スミスマシン スクワット
スクワットはBIG3の中でも下半身を徹底的に鍛えることができる筋トレです。
スミスマシン スクワットはスミスマシンを使うメリットの大きいトレーニングと言えるでしょう。
その理由としてはフリーウェイトのバーベルスクワットはパワーラックやハーフラックなどを利用しても、かなり初心者にとっては難易度が高いです。
バランスを崩してバーを落下させたり潰れてしまうとかなり危険です。
スミスマシンスクワットは、フリーウェイトのバーベルスクワットとはかなり軌道が違うのですがある程度の重量でも安心して行えますし、逆に軌道が固定されていることでかなり効きます。
もちろんフリーウェイトほどは効かないですが、同じ部位に力を逃さずに伝えれるので下半身を鍛えたいトレーニー達はスミスマシンでのスクワットを好みますね!
>>スクワットのやり方と効果!フォームを正しくする事で下半身強化&引き締めに!
スミスマシン デッドリフト
デッドリフトは自宅ではなかなかできませんしジムでも禁止されているところがあります。
床に落とすと注意されたり、禁止だったりと結構面倒なんですよね。
そこでスミスマシンを利用したデッドリフトであれば、そんな心配をしなくとも安全にトレーニングが可能です。
いわゆる床引きのデッドリフトはスミスマシンではできませんが、ストッパーがあるので足にバーベルを落としてしまう可能性もなく、非常にスムーズにデッドリフトを行うことができます。
特に初心者のうちは床引きデッドの難易度が高いですので、スミスマシンを利用して膝の辺りから引くハーフデッドリフトになれておくのもおすすめです!
デッドリフトは広背筋、大殿筋、ハムストリングス、脊柱起立筋群を鍛えるために絶対に行っておきたいトレーニングですのでスミスマシンを利用して鍛え抜きたいですね!
>>デッドリフトのやり方やフォーム、効果を解説!初心者は軽い重量から!
スミスマシン ショルダープレス
人気の種目「ショルダープレス」もスミスマシンを使うと、しっかりと刺激が入ります。
実際にやってみるとわかるのですが、フリーウェイトよりも的確に効かせたい部位に入っている感じがあります。三角筋にすごく効くんですよね。
大きな肩を手に入れたければ、スミスマシン ショルダープレスをやりこむのがおすすめです!
安定した姿勢で行えるのもスミスマシンの魅力ですね。
ジムを見渡してみると、かなりの上級者の方がスミスマシンを使っているはずです!
>>ショルダープレスの方法や効果を紹介!三角筋を鍛えるのに最適
スミスマシンのメリット
スミスマシンのメリットはかなり多くあります。
ここまででも少し触れてはきましたが
*安全性が高い
*狙ったところに効く
*精神的な安心感
*軌道が決まっているので初心者でもやりやすい
*フォーム練習になる
このようなメリットがあります。
特に初心者のうちは、トレーニングへの恐怖感や潰れてしまうことへの恐れなどがあるものですが、スミスマシンであれば全て解決することができます。
スミスマシンのデメリット
スミスマシンのデメリットは特にないといえばありません。
それだけ安全性の高い器具だといえます。
ただ、あえてデメリットを挙げるとすると高重量が比較的簡単に扱えてしまうので無理をしてしまうという事でしょうか。
フリーウェイトの場合は、どんなに無理をしても上がらないものは上がらないのですがスミスマシンだと同じ重量でも上がってしまったりします。
無理な高重量を扱うよりも、しっかりとしたフォームを身につけるためにスミスマシンを理由するほうが良いでしょう。
そしてスミスマシンで基本的な筋力を付けてから、フリーウェイトに挑戦するのもおすすめです。
まとめ
今回はスミスマシンでの各ウェイトトレーニングのやり方や効果、そしてメリット、デメリットについて解説してみました。
スミスマシンは置いてあるジムに通っているのであれば利用しない手はありません。
安全性の高さだけではなく初心者から上級者まで使える効果、筋肉への刺激はスミスマシンでないと味わえない部分もあるからです!
今までフリーウェイトだけを行っていた人でも、スミスマシンを使いだしたらかなり効くのでハマってしまうという事もよく聞きます。
筋トレは好き嫌いせずに色々な器具や種目を試してみるのが楽しいんですよね!
>>筋トレ初心者ならBIG3をやろう!これだけやってもOK!その効果とは?
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