トレーニングを行っていると、どうしても体の故障や怪我がつきものになってきます。
健康目的で行っている分には、そこまでの怪我をする事はありませんが、パワーリフティングの種目(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)をやり込んでいくと、ほぼ絶対と言えるほどにどこかを痛めます。
特に怪我が多いのが、高重量でのスクワットとデッドリフトで特に腰を痛めてしまうのですが、そう言った場合にはどのように対処すれば良いのでしょうか?
スクワットで腰痛に悩んでいる方ってかなり多いんですよねー。
このページではスクワットで腰を痛めてしまった場合の対策を紹介してみようと思います。
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スクワットで腰を痛めてしまった!腰痛をどうすれば良いの?
よく有るのが、スクワットで100Kg以上の重量を扱いだすと腰を痛めてしまうという症状です。
この腰を痛めるというのも、蓄積した疲れが出てしまうタイプと突発的(ぎっくり腰)に痛くなるタイプが有ります。
実は当サイトの管理人も、100Kg以上のバーベルを担いでフルスクワットを行っている最中に腰に激痛を感じてしまい、その場で崩れる(潰れる)といった経験をしております。
このような突発的な腰の痛みの原因は何なのでしょうか?
椎間板ヘルニアの場合
椎間板ヘルニアとは、背骨の間に有る椎間板と呼ばれる軟骨が何らかの原因で、飛び出してしまい神経を圧迫する事によって痛みが発生してしまうという症状です。
加齢やスポーツのやりすぎによって、椎間板がすり減ってしまう事が原因で起こると言われております。
椎間板ヘルニアになってしまうと腰痛の症状が酷く、重症になると手術を行わないといけない場合が多いです。特に酷くなると足や下半身の痺れを伴うので日常生活に支障をきたすようになってしまいます。
バーベルスクワットによる腰の突発的な痛みの場合は、椎間板ヘルニアの可能性も有ります。この場合は、自然に治癒するという事は考えにくいですので、腰の痛みに加えて下半身が痺れるなどという症状が出た場合には、整形外科などの病院に行くことが重要です。
病院に行くと保存療法でコルセットを巻いたり、薬を利用しての治療方法も有りますので、必ず手術となるわけではありませんので、まずは病院に行くことが大事です。
一旦、椎間板ヘルニアと診断された場合には、医者の指示に従うのが良いですが、高重量でのスクワットやデッドリフトは控えておくのが無難でしょう。
ぎっくり腰の場合
椎間板ヘルニアと違い、腰の靭帯の捻挫で起こることが一般的なのがぎっくり腰です。
ぎっくり腰と、椎間板ヘルニアが全く関係が無いという訳ではありませんが、症状などによって違いが有ります。
いきなり重たいものを持ち上げたりした際に、腰に激痛が起こるのがぎっくり腰の症状で、運動不足の方や、太っている方、ずっと同じ体勢で仕事をしている方などがなりやすいと言われます。
ぎっくり腰になってしまった場合は、安静にする事で数日後には随分と痛みが治まるはずです。
基本的に、なってしまった日や次の日は安静にして患部を冷やし、お風呂には浸からないようにしましょう。ただし症状によっては温める方が良い場合も有るようです。
この見分け方は、患部が腫れて熱を持っている場合はアイシングなどで冷やす、菅部が腫れていなくて熱も持っていないようであれば温めるという具合です。
激しくぎっくり腰をやってしまった際には、腫れて熱を持っていることが多いので、管理人は最初の数日は冷やして、お風呂にも入らないようにしています。
何日も安静にしたり、冷やしたりしても全く症状が変わらない場合は、ただのぎっくり腰ではない可能性が有りますので、病院に必ず行ってみましょう。
私の感覚でいうと、1週間程度でぎっくり腰はほぼ痛くなくなるところまで治ると感じています。
ぎっくり腰が治る期間について
特にぎっくり腰になった1日目や2日目は激痛のあまり、トイレにも行けず(這って行く)に、食事も摂る気にならず仕事は当然休むと言った生活になるので、暗い気持ちになりますが、これは最初の数日だけです。
大体、3日か4日程度たつと歩けるようになるのでトイレにも行けますし食事も普通に摂れるようになるでしょう。
ただ痛みは、まだ有るので注意が必要です。無理をしないように生活をする事が大事なので、仕事はまだ休んだ方が良いでしょう。
一般的に5日や6日程度たつと随分と回復し、普通に生活できる一歩手前までくるでしょうから、大丈夫なようであれば1週間経過した後くらいから、仕事に行くことも出来るのではないでしょうか。
中には、数日でほとんど回復する方もいるようですが、無理は禁物ですのでくれぐれも腰を労わるようにしましょう。
サプリメントに頼るのも良い方法
腰痛を安静にすることで治したり、病院に行くのももちろん良いですがサプリメントを摂取するというのも良い方法です。
軟骨が磨り減ってしまっていることで、痛みを感じるタイプの腰痛の場合はサプリメントがおすすめです。
軟骨成分をサプリメントから摂取することによって、悩みにすぐに届くのです。
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まとめ
高重量のバーベルスクワットや、デッドリフトによって腰を痛めてしまった場合には、まずは症状がどうなのかを自分自身で判断することが必要です。
ただのぎっくり腰だと思っていたら、実は椎間板ヘルニアだったということも有りますので、数日安静にした上で動けるようになったら、病院に行ってみるというのが良いでしょう。
数日間で明らかに症状が軽くなっているようであれば、ただのぎっくり腰という場合にも有るので、なかなか判断がつきにくくもあります。
大事なのは、腰痛の発症後はとにかく安静にするという事です。
まあ、安静にするほかないです。本当に動けないほどの激痛ですので。とにかく数日は安静にして気持ちが落ち着いた時点で、その後の対応を考えていくという事が重要ではないでしょうか。
仕事などで慢性的な、腰痛を抱えているという方はコルセットを利用したりするのも良いでしょう。