ムキムキの身体を目指しているトレーニーにとっての悩みは、やはりお腹が減る事です。基本的に炭水化物をあまり食べないのですから、どうしても空腹とは戦う事になります。
食べすぎることは絶対にいけないので良質なたんぱく質(お肉や魚)や野菜などでお腹を太らす事が、理想的ですよね。
確かに上質なたんぱく質であるプロテインや、牛のヒレ肉などは肉体改造にはもってこいなのですが、いかんせん値段が結構するので学生の方やお金の無い時には少々厳しいものが有りますよね。
筋肉を大きくする基本は筋力トレーニングをして栄養を取る事なのですが、この両輪の片方でも欠けてしまうと筋肉は育ちにくくなってしまいます。
せっかくウェイトトレーニングはを熱心に行っているんだけど、お金が無いから栄養素を取れなくて・・・と思っている筋トレ愛好家、トレーニー達は身近に良い食品が有る事を忘れていませんか?
そう!それが卵です。
タンパク質が多くて、完全な栄養食だと言われていますよね。
このページでは、筋トレをしている方がなぜ卵を食べるのが良いのかを解説していきます。
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Contents
ゆで卵が筋トレ愛好家におすすめ!たんぱく質量が多い!
ゆで卵は、非常に高タンパクな食品です。1つ(60g)中に約7gのたんぱく質を含んでいます。
一度の食事で1つ食べれば7g以上のたんぱく質を取る事ができますので、非常にたんぱく質を欲しているトレーニーにとっては頼もしい食品と言えるでしょう。
これだけを見ると、卵以上にたんぱく質を多く含む食品(1gにおける)が多数有る事に気づきます。
例えば、鶏のささみや牛のヒレ肉、モモ肉などです。もちろんプロテインもそうです。
確かにタンパク質の含有量だけだと、卵は最強の食品とは言いがたいです。ではなぜトレーニーに卵を勧めるのでしょうか?
値段が安い
時期にもよりますが、私の住んでいる地域では卵は1パック150円〜200円程度です。時々、特売でスーパーの商品を1000円購入につき、卵1パック100円未満という時も有ります。
間をとって、1パック180円だとしても10個入りなので、卵1つの価格としては18円程度という事になります。18円でタンパク質を7g強ほど摂取出来ます。
例えばプロテインが1Kg3000円だとして、1回分が30gだとすると1回分は約90円です。ゴールドスタンダードなどの外国製のプロテインで、1回分で24gのタンパク質タンパク質を摂取出来るので、7gを摂取する為には約30円弱になります。
卵が18円、プロテインが30円弱になりました。卵の方が、タンパク質を取る事だけを考えると安くなりますね。
あれ?卵最強じゃん!という事になりそうですが、そういう訳でも無いのです。
卵は脂質が多いので注意も必要
確かにタンパク質を摂取する意味では、卵は安いですし(特売だと更に)栄養価も高くて完璧な様に感じますが、脂質がそれなりに高いです。
プロテインに比べると大幅に余分な脂質を摂取してしまう事になります。ゴールドスタンダードの脂質は1回分につき1,5g程度。
卵1つにつき6g程度の、脂質が含まれていますので食べすぎは良くありません。コレステロールが高くなってしまいますので、注意が必要です。
カロリーも意外と高く1つ90Kcalほど有ります。どちらにしても食べすぎは良くありませんが、1日2個程度であれば問題は無いでしょう。
これについては諸説有りますが、1日1つ程度が良いという説と5個くらいは平気だという説が有りますね。
コレステロールが高くなるのを気にしている方や、既に高コレステロールの方は1日1つに抑えておいた方が良いでしょう。
結局は個人の体質、体型に依存する部分もあるので何個がいいとは断言しにくいところでもあります。
卵のメリットは食べやすさや持ち運びのしやすさ
プロテインは、タンパク質を摂取するのには最強の食品ですが、どうしても飲む際にシェイカーと水や牛乳が必要になります。水は、有る程度どこでも調達出来ますが、やはり一手間かかります。
それに比べて卵は、ゆで卵にしておけばどこにでも持ち歩く事が出来ますし簡単に食べる事が出来ます。これは大きなメリットです。
食べ方としても、家であれば塩をちょっとつけますが、外であればそのまま食べるとしても、十分に美味しいです。
ゆで卵は、腹持ちも結構良いのでトレーニング前に食べても良いですし、ダイエット中であればご飯の代わりに食べるのも良いでしょう。
炭水化物をほとんど含まない卵であれば、ダイエットに最適だという事は言うまでもないでしょう。
ゆで卵をいつでも持ち歩いて、気軽に食べる事で無駄な間食を防ぐ事が出来ます。
卵黄を食べなければカロリーや脂質は随分と減る
勿体無いので個人的にはやりませんが、卵のカロリーや脂質はほとんどが卵黄いわゆる黄身の部分に含まれています。
100g中に含まれるコレステロールは、卵黄が1300mgで卵白が1mgと圧倒的に違います。どうしてもコレステロールが気になる場合は、卵白のみを食べると良いでしょう。
ただしタンパク質は、卵白よりも卵黄に多く含まれますので、タンパク質を摂取するという目的で考えると黄身を食べないというのは、これまた微妙な選択となってしまうのです。
この辺りは個人個人で考え方が違うと思いますが、ボディビルダーやベストボディジャパンを目指す方でも無い限りは、普通にゆで卵にして食べるのが良さそうですね。
まとめ
結論としては、卵ばかり取る事はもちろん良くないのですが、ササミや胸肉などは高タンパク、低脂肪ですし価格も比較的安いです。
そのような肉に加えて卵を取るというのは、学生であっても比較的簡単に行えます。
タンパク質の多い食品はこちらからも確認してみてください。
>>タンパク質の多い食品をまとめてみた!タンパク質の摂取量は筋トレにも重要!
もしプロテインなどの費用負担が厳しいと感じたら、純粋なタンパク質摂取量としては減ってしまうかもしれませんが、1日3回プロテインを摂取している所を1回はゆで卵に変えてみるのも良いのではないでしょうか。
ただし卵は、ゆで卵か、生で食べないと油などを使ってしまうと更にカロリーが高くなってしまいますので、やはり食べやすさや美味しさを考えると、ゆで卵って良いなあと感じる訳です。