ウェイトトレーニングをしにジムに行った際に、準備運動いわゆるストレッチをしている方は多くいると思います。
しかし、全くストレッチを行わずにウェイトトレーニングをしている方も実はいるのです。
ストレッチを行うことで、体をほぐし可動域を高めるという意味ではストレッチは有効なのですが、実はウェイトトレーニングのパフォーマンスが落ちるとも言われており、全くストレッチを行わないという方も居ます。
今回は、ウェイトトレーニングの前にストレッチはした方が良いのか?それともしない方が良いのか?という事を検証していきましょう。
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筋トレ前にストレッチは必要?それとも不必要?
スポーツを行う際に、ストレッチを運動前に行うのは普通の事です。むしろしっかりとストレッチを行っていないと、アキレス腱を切ったり、靭帯を痛めたりと大怪我になる事すら有り得ます。
しかし筋トレの際には、一概にそうとも言えないのです。これは何故なのでしょうか?
筋トレ前のストレッチは実は危険?
筋トレ前にストレッチを行うと、筋力が低下してしまう可能性が有ります。
これにより、ウェイトトレーニングでのパフォーマンスが落ちてしまい危険になる事も有りますし、怪我の可能性も有ります。
せっかく怪我防止の為に、ストレッチを行ったのに、それが原因で怪我をしてしまうというのは一体どういう事なのでしょうか?
静的ストレッチを行うのは筋トレ前は良くない
ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチの2種類が有ります。ストレッチについての詳しい記事は別に書くとして、静的ストレッチとは上の画像のようなストレッチです。
いわゆる体を動かしながら、行うストレッチではなく筋肉を伸ばす事だけに特化したようなストレッチの事です。
この静的ストレッチを行うと、しばらくの間、数十%も筋力が低下してしまうと言われております。これは静的ストレッチで伸びた筋肉が収縮しにくくなってしまい、筋トレの時に思ったように力を発揮出来なくなってしまいます。
筋トレ前にストレッチを行うならば動的ストレッチ
筋トレ前に行うのであれば、動的ストレッチを取り入れた方が良いでしょう。これは軽い有酸素運動を取り入れても良いですし、ランニングなどでも良いでしょう。
体を温めるのを目的として、軽く動くといった感じで良いのではないでしょうか。
どうしても筋トレ前にストレッチを行いたい場合は、動的ストレッチが良いでしょう。
静的ストレッチを行うなら筋トレが終わった後にしよう
静的ストレッチを行うのは、筋トレのすべてのセットが終わった後にクールダウンとして行うのがおすすめです。
筋トレ後であれば、静的ストレッチを行って筋力が低下しても構いませんので、じっくりと時間をかけて筋肉を伸ばしてあげるのが体のケアにも良いです。筋トレ後の静的ストレッチは、血流が良くなり筋肉の疲労を軽減してくれる役割が有ります。
くれぐれもストレッチの順序は間違えない様にしたいですね!
全くストレッチをしないのはどうなのか?
実は管理人は、ほぼ何もせずにいきなりウェイトトレーニングを行っています。
その代わりに、最初のセットをウォーミングアップ代わりに非常に軽い重量で行いフォームの確認や、体を温める為に行っています。
特に問題なく、この方法で高重量もこなしていますが、人それぞれですので心配な場合には動的ストレッチ、つまり軽いウォームアップをしてからウェイトトレーニングを始めるのが良いでしょう。