ダイエットには有酸素運動がいい!以前は盲目的にそう信じられていました。
もちろん有酸素運動はダイエットには必要ですが、それだけでは体重を落とすことはできても理想的な肉体作りは難しいのです。
「痩せたいのに、筋トレをするとムキムキになるのでは?」といったような間違った知識も未だにあって、なかなか筋トレに対して腰が重たい方がいるのも現実です。
しかし、筋トレをすると確実にダイエットできます。そして理想的な肉体を手に入れられる。
これはもはや間違いのない事実なのです。
このページでは、なぜダイエットに筋トレがおすすめなのかを徹底的に詳しく解説していこうと思います。
スポンサーリンク
Contents
ダイエットに筋トレがおすすめな理由
ダイエットに筋トレをおすすめするのには、実に多くの理由がありますが一番の理由としては健康的だという事です。
食事を我慢する断食ダイエットや、置き換えダイエット、有酸素運動のみを行うダイエットはどうしてもキツいですし、リバウンドしてしまいます。
その時は体重を何キロも減らせるかもしれませんが、継続する事ができません。リバウンドを繰り返すと身体にも悪いですしね・・・
その点、筋トレは一時的なものではありません。長い方なら生涯を通して、そうでなくとも1年、5年と続けていけばよいのです。
続けていく限りはダイエットを継続している事と同じことです。つまり太らない。
一時的にダイエットをするのか、それとも先を見据えて継続的に筋トレをして肉体改造をするのかの違いがありますね。
この違いを理解しておくと、なぜ筋トレがダイエットにおすすめなのかが分かってきます。
そして筋トレを行うことで、ダイエットのための良い条件が揃ってきますのでそれをここから紹介していこうと思います。
筋肉が増えると基礎代謝が上がる
まず筋トレをすると筋肉量が増えます。
筋肉量は、そう簡単に増えるものではありませんが筋トレを継続していると徐々に増えていきます。
筋肉は非常にエネルギーを使いますので、増えれば増えるほど基礎代謝が上がります。
基礎代謝が上がると、何もしていなくても消費されるカロリーが増えるので太りにくい体質になります。
さらに筋肉がついていく過程でもカロリーの消費は起こります。
筋トレをして筋繊維が破壊され、また再生していく過程では多くのエネルギーを使うので筋トレをすると非常に多くのカロリーを消費できます。
筋肉がつくと細くなる
筋肉は脂肪よりも質量が重たいので、それほど体重が変わっていなくても細く見えます。
体重の変化としては数キロだったとしても見た目の感じが、かなり変わるので細く見えるのです。というよりも細くなります。
特にウエスト周りがダルダルだった方なら、筋トレによって脂肪を落とすと引き締まって細くなりますよね。
よく体重のことばかり気にする方がいますが、筋トレでダイエットをする場合には体重よりも見た目を重視します。
体重の増減を気にするよりも、筋トレをしっかりとやると見た目が明らかに変わります。一時的に体重が少し重たくなってしまっても、筋トレと食事に気を使えば自然にダイエットができるのです。
リバウンドしにくい身体になる
さきほど筋トレをすると筋肉が増えて痩せやすい体質になると書きました。
痩せやすい体質になるという事は、リバウンドしにくいという事です。
他の食事制限のみのダイエットだと、筋肉の量が増えるわけでも基礎代謝が増えるわけでもありません。逆にダイエットによって筋肉量が減少し、痩せにくくリバウンドしやすい体質にすらなってしまいます。
そして食べれば元に戻ってしまいます。これがリバウンドの原因ですよね。
でも、筋トレをしながらのダイエットだと基礎代謝が上がってきているので、少し食べすぎたなという日があっても実はそれほど恐れることはありません。
このような開放日の事をチートデイとも呼ぶので、これから本気で筋トレダイエットをしようと思う方は覚えておいてくださいね!
筋トレをすると食事に気を使うようになる
筋トレがダイエットに向いている理由として、筋トレを始めると自然に食事に気を配るようになるという事!
どうしても他のダイエット方法だと食事を減らしてしまうことばかりに気をとらわれてしまいます。
しかし、筋トレの場合はタンパク質摂取をしっかりとして栄養バランスを考えながら食事を摂るようになります。
食事に気を使うだけでも、無駄な脂肪が落ちていくのですが筋トレをしてしっかりとタンパク質摂取することで筋肉が増え、痩せやすくなります。
筋トレをする事で、好循環となりダイエットが成功するという訳です。
筋トレでダイエットをするためには、食事の管理は絶対に必要なことです。
筋トレや筋肉と食事の関係は関連記事をご覧になってみてください。
>>タンパク質の多い食品をまとめてみた!タンパク質の摂取量は筋トレにも重要!
>>筋トレ後の食事について解説!筋肉を増やすために意識したい事とは!?
姿勢が良くなり立ち姿が綺麗になる
ダイエットのために始める筋トレですが、実は日常生活にもメリットが多いのです。
特に顕著なのが筋力が付くことにより、背筋が伸びて姿勢が良くなるという事です。
ダイエットに加えて姿勢が良くなる事で、男女ともに見た目が良くなります。
背筋が伸びると身長も高く見えますし、胸を張って歩くとそれだけで綺麗にも見えますよね!
ダイエット目的の筋トレでトータル的にかっこよく、美しくなる事もできます。
ムキムキになるというのは嘘?
ここで一つの噂について言及しておきたいと思います。
女性を中心によく言われる「筋トレをするとムキムキになる、あんなのになるならやりたくない」
というものがあります。つまりダイエットするだけなのに、筋トレをしてムキムキになるのは嫌だという事ですね。
これは実際に筋トレをやっている方なら分かりますが、ムキムキつまりマッチョにはなろうと思っても簡単にはなれません。
まだ筋トレをやったことがない、ほとんどやったことがないという方はムキムキになるのを筋トレしたら勝手になってしまった位に捉えているかもしれませんが、それは有りえません。
明確にマッチョになりたいという意思で、週にジムに4回も5回も通って吐きそうになるほど筋トレをしないとムキムキにはならないのです。
さらに日本人の遺伝子的にも、そう簡単にはムキムキにはなれません。
女性がムキムキの女性の方を見て、あのようになりたくないなあと考えていてもまずなれないし、ならないので安心してください。
筋トレをやることで、ムキムキにならずともそれなりに頑張るときれいな体型になるので、筋トレを始めてみましょうね!
ダイエットのための筋トレメニュー
ここまでは筋トレがダイエットに非常に効果的だという事を解説してきました。
ここからは具体的にダイエットに効果的な筋トレメニューを紹介していきます。
自宅でできる事から、ジムで本格的におこなうものまで紹介しますね!
プランク
プランクは体幹を鍛える最適なトレーニングです。
自重トレーニングの王様とも言われるプランクですが、男女問わず人気です!
腹筋の奥にある腹横筋を鍛える事ができますので、体幹を鍛えたい方はプランクを始めてみましょう。
体幹や腹筋だけではなく、やってみると意外と全身の筋肉を使うのでキツいです。
プランクについてはこちらの記事で詳しく書いています!
>>プランクのやり方や効果!体幹トレーニングで腹筋を鍛えよう!
クランチ
クランチは腹筋のトレーニングです。
いわゆる頭の後ろに手を組んで、最後まで起こす腹筋ではなく途中までしか起こさないトレーニングです。
クランチは腹筋上部に特に効果のある筋トレで、腹直筋をメインとして鍛える事ができます!シックスパックを目指すなら是非やっておきたい筋トレですね。
プランクもクランチも自宅で気軽にできる筋トレですので、
ヒップスラスト
女性に特に人気なのがヒップスラストです。
ヒップアップに効果的だと大人気のトレーニングですね!
最近では腹筋女子やAYAさんの影響もあってか女性の中でも筋トレブームですが、ヒップスラストも凄く人気の筋トレ方法です。
ヒップスラストは比較的高重量を扱えるので、大きな刺激を大殿筋に入れることができます!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
>>ヒップスラストのやり方や効果!ヒップの引き締め効果抜群の筋トレ方法
ダンベルカール
自宅で腕の筋肉を鍛えるのであれば、やはりダンベルカールは外せないトレーニングです。
ダンベルがあれば自宅で気軽にできますし、徹底的に上腕二頭筋を鍛えることが可能です。
ダンベルカールで追い込むことで、男性であればかなり筋肥大を目指せますし、女性であれば振り袖と言われるだらしない二の腕を解消できます!
引き締め効果が高いので、自宅でダンベルを購入してやってみましょうね。
>>初心者のダンベルカール【アームカール】の平均は?10Kgって重い?
ここからは自宅でもちょっとハードに筋トレをやるかたや、ジムに通おうとしている方向けにBIG3を解説していきます。
BIG3とは、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3種目で大きな筋肉を鍛えることができる種目です。
大きな筋肉を鍛えれば鍛えるほど、ダイエットにも効果的なのでやっておきたい筋トレ方法です。
ベンチプレス
大胸筋をメインに鍛えることができるのがベンチプレスです。
大胸筋を鍛えることによって力強い上半身を手に入れることが可能です。
女性であればバストアップも狙えますね!
どうしても設備、器具が必要になりますのでまずはダンベルなどで基礎的な体力をつけてからベンチプレスを始めたほうが良いでしょう。
本格的にやる方はプレスベンチを自宅に購入して、セーフティラックも設置してから行う事をおすすめします!
>>ベンチプレス100Kgを上げるコツとは?初心者でもできる?
スクワット
自重でのスクワットや相撲スクワットは、自宅で普段から行うかたも多いでしょう。
30日間スクワットチャレンジを行ったことがあるかたもいるはず!
ここで紹介するのは、もう少しきついバーベルスクワットです。もちろんダンベルを使ったダンベルスクワットでも良いです。
バーベルやダンベルを使っておこなうスクワットは、自重とは比べ物にならないほどの負荷を筋肉にかけることができます。
その結果、身体の中でも非常に大きな下半身の筋肉、大殿筋や大腿四頭筋、ハムストリングスなどを鍛えることが可能です。
下半身の筋肉を鍛えることはダイエットを加速させるためには、絶対に必要ですよ!
自宅でバーベルスクワットを本気でやる場合には、パワーラックを導入するのがおすすめです。
>>スクワットのやり方と効果!フォームを正しくする事で下半身強化&引き締めに!
デッドリフト
BIG3の最後はデッドリフトです。
正直、自宅で行うのはなかなか難しいトレーニング方法です。
しかし、その筋トレ効果、ダイエット効果は高くきついトレーニングですがやる価値があります。
主にデッドリフトでは、脊柱起立筋やハムストリングス、大殿筋などといった下半身、体幹の筋肉をきたえることができます。
デッドリフトを行うことによって、かなりカロリーも消費するのでダイエットにもぴったりなトレーニングですね!
>>デッドリフトのやり方やフォーム、効果を解説!初心者は軽い重量から!
まとめ
このページでは筋トレでダイエットをするためのやり方や、効果について解説してきました。
筋トレがどれだけダイエットに効果があるのか、分かっていただけたのではないでしょうか?
さらに筋トレと、軽い有酸素運動を組み合わせる事でダイエット効果は劇的に上がります!
その際は筋トレを行った後に、有酸素運動を行うのがおすすめです。
どうしても有酸素運動のみだと筋肉量が減ってしまうので、筋トレをメインと考えて行うが良いです。そのほうが、結果が出やすくなりますからね。
ダイエットに筋トレを活かして理想的な肉体を手に入れましょうね!
ダイエットにはBCAAなどのサプリメントを効果的に飲むこともおすすめです。